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世界文化遺産 五箇山

世界文化遺産 五箇山

世界文化遺産 五箇山

 富山県の南西端に位置する五箇山(ごかやま)地方は、1500m級の山々に囲まれ、冬には2、3mの積雪がある豪雪地帯です。清流庄川(しょうがわ)(飛騨高地から日本海へ流れる115kmの一級河川)沿いの谷間に40の集落が点在し、そのうちふたつの集落、相倉合掌造り集落と菅沼合掌造り集落が1995年(平成7年)、岐阜県白川郷荻町とともにユネスコの世界遺産に登録されました。
 五箇山の地名が初めて見られるのは室町時代、1513年(永正10年)本願寺第9世実如の裏書に始まります。名前の起こりは5つの谷間(やま)(赤尾谷・上梨谷・下梨谷・小谷・利賀谷)から構成された集落群の総称と云われ、加賀藩政時代には約70の集落がありました。現在は共に世界遺産の相倉集落を有する※旧平村、菅沼集落を有する※旧上平村を総じて「五箇山」と呼びます。居住の歴史は古く、縄文時代に遡り、古代、中世、近世を通じ、平野部とは地理・自然条件が大きく異なるため、独特の文化を形成してきました。

※2004年(平成16年)11月1日、砺波地方南部平野部の福野町・福光町・井波町・城端町・井口村そして山間部の平村・上平村・利賀村の4町4村が合併し、南砺市が誕生しました。

*五箇山の広さ:東西約21.7km/南北約22km/総面積 約189km²

世界文化遺産 五箇山のカタログ

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合唱造り集落

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 合掌造り家屋には、気候風土や山間の村での生活に適合したいろいろな工夫が凝らされています。
 同じ合掌造り家屋でも、白川郷と五箇山では土間の取り方や入口の位置が異なり、妻に庇を付ける五箇山に対して付けない白川郷など、地域によるいくつかの相違点も見られます。
 合掌造り家屋は白川郷と五箇山地方に限定して見られる民家形態で、その数は最大時1,850棟あまりでした。
 戦後の経済発展と生活の近代化の中で、その数が急激に減少し、現在では白川郷、五箇山あわせて200棟以下となり、1棟1棟がたいへん貴重な存在となっています。
 白川郷と五箇山地方の合掌造り家屋は、最も発達した合理的な民家形式の1つであり、日本の木造文化を代表するものです。
 特色のある合掌造り家屋群を中心とする農村景観は世界的に価値のある貴重な文化遺産と評価されているのです。

店舗情報

店舗名 世界文化遺産 五箇山
住所 939-1914
南砺市上梨754
電話番号 0763-66-2468
メールアドレス info@gokayama-info.jp
ホームページ https://gokayama-info.jp/
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