HOME > 神社・仏閣 > 永源寺

永源寺

永源寺

永源寺

永源寺は、臨済宗・黄檗宗の各派15本山のひとつ、永源寺派の大本山で、全国に127の末寺を擁し、坐禅研鑽と天下安全を祈願する古道場です。
 南北朝時代の康安元年(1361)近江守護職 佐々木六角氏頼(うじより)公が、高僧のほまれ高い寂室元光禅師(じゃくしつげんこう)に帰依し、領内の勝景である雷渓(らいけい)を寄進し伽藍を創建したことに始まりました。
 氏頼公は、高野山で僧の修行をされたこともある篤信の人で、その法名「雪江宗永」および佐々木源氏の嫡流であったことから「永源寺」と命名されました。
 参拝志納料 大人500円
 団体20名以上450円、中学生以下無料
 交通案内をご覧ください。
 秋のライトアップや時間変更などは拝観案内にて随時ご案内いたします。

永源寺のカタログ

永源寺のホームページはこちら

永源寺山門

永源寺山門
  • 永源寺
  • 永源寺
  • 永源寺

喚声7年(1795)丹崖周桂禅師山門無きを嘆き、建立の発願し、彦根城主に図り、四方に浄財を化緑して着工、7年の歳月を費やして享和2年(1802)霊隠道禅師師代に完工しました。
 楼上に釈迦牟尼佛・文殊菩薩・普賢菩薩並びに十六羅漢像を奉安しています。
 平成十年、住職大雄労使の時、大改修されました。
 紅葉の時期に窓から見える色付いたモミジは綺麗ですね。

井伊家の廟楼

井伊家の廟楼
  • 永源寺
  • 永源寺
  • 永源寺

彦根藩第四代藩主、井伊直興(なおおき)公と7名の奥方をまつる霊廟。
  日光東照宮改修総奉行、幕府大老などを歴任し領内に玄宮園を拓くなど、彦根藩中興の名君と讃えられる直興公は、晩年、永源寺86世・南嶺慧詢禅師(なんれいえじゅん)に参禅して親交を結び、遺言により永源寺に墓が建てられた。
 かつて公の命日には、彦根から藩主が廟参に訪れたと伝えられている。
 ※霊廟内への立入はできません。

総門と洗耳水(そうもん と せんじすい)

総門と洗耳水(そうもん と せんじすい)
  • 永源寺
  • 永源寺
  • 永源寺

境内最初の看門、料金所。 現在の門は延享7年(1746)に再建された。
 門の右側にある石碑は結界石(けっかいせき)と呼ばれ、「不許酒肉五辛入門内(酒肉、五辛は門内に入ることを許さず)」と刻まれている。 手前にある大きな手水鉢は「耳」の形を模しており『洗耳水』と称する。
  「仏道を求める者は、耳にこびりついた世俗の考え方を洗え(捨てよ)」という意味がこめられている。

方丈(本堂)

方丈(本堂)
  • 永源寺
  • 永源寺

方丈とは「一丈四方(約3×3m)」の意で、住職の居住する小庵をいうが、現在は本堂や書院をかねた大建築もこう呼ぶ。
  当山の方丈は『安心室(あんじんしつ)』と号し、本尊 世継観音をお祀りする。大屋根は琵琶湖のヨシ(葦)で葺かれており、約10年ごとに葺替えを行っている。
  現在の建物は明和2年(1765)井伊家の援助により建立され、以後何度かの改築が行われている。
 正面には『瑞石山』の山号額が掲げられているが、これは開山 寂室禅師の筆である。
 石に「丶(てん)」が打たれているのは、「角のある石・割石」の意味があるそうです。

経蔵(きょうぞう)

経蔵(きょうぞう)
  • 永源寺
  • 永源寺
  • 永源寺

転輪蔵(てんりんぞう)式の経蔵で、『毘盧寶蔵(びるほうぞう)』と号す。
 現在の建物は延宝4年(1676)のもので、南嶺禅師が明(中国)より購入された大蔵経をおさめている。
 正面には転輪蔵の考案者である傅大士(ふだいし:中国梁代の人)と、その子である普建・普成(ふけん・ふじょう)の二童子がまつられている。

店舗情報

店舗名 永源寺
住所 527-0212
東近江市永源寺高野町41
電話番号 0748-27-0016
FAX番号 0748-27-1055
メールアドレス hiroki00778@gmail.com
ホームページ https://eigenji-t.jp/
営業時間 参拝時間:午前9時から午後4時まで
地図