竹生島
竹生島は琵琶湖北部にある無人島で、全域が滋賀県長浜市早崎町に属する。
琵琶湖では沖島に次いで面積が2番目に広い。
琵琶湖国定公園特別保護地区、国の名勝および史跡に指定されている。2015年4月24日、「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」の構成文化財として日本遺産に認定される。
葛籠尾崎の南約2kmに位置し、一周は約2km、面積は0.14km²、標高は197mである。
島全体が花崗岩の一枚岩からなり、切り立った岩壁で囲まれていることが特徴である。
針葉樹で覆われた中に寺社が点在する風景の美しさで古来から知られ、琵琶湖八景の一つ「深緑 竹生島の沈影」として選ばれている。
島周辺の湖底は70m前後と深く、西岸付近は琵琶湖の最深部 である。最高地点には三等三角点が置かれている。
竹生島のカタログ
竹生島宝厳寺
竹生島宝厳寺は、神亀元年(724年)聖武天皇が、夢枕に立った天照皇大神より「江州の湖中に小島がある。その島は弁才天の聖地であるから、寺院を建立せよ。すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう」というお告げを受け、僧行基を勅使としてつかわし、堂塔を開基させたのが始まりです。
行基は、早速弁才天像(当山では大弁才天と呼ぶ)をご本尊として本堂に安置。翌年には観音堂建立を発案しました。
後年、その遺志を継いだ浅井の大領が千手千眼観世音菩薩像を安置しました。
それ以来、天皇の行幸が続き、また伝教大師、弘法大師なども来島、修業されたと伝えられています。
当山は、豊臣秀吉との関係も強く、多くの書状、多くの宝物が寄贈されています。慶長七年(1602年)には、太閤の遺命により、秀頼が豊国廟より桃山時代の代表的遺稿である観音堂や唐門などを移築させています。
店舗情報
| 店舗名 | 竹生島 |
|---|---|
| 住所 | 526-0124 長浜市早崎町1665 |
| 電話番号 | 0749-62-3390 |
| FAX番号 | 0749-65-0375 |
| メールアドレス | web@chikubusima.or.jp |
| ホームページ | https://www.chikubusima.or.jp/ |
| 営業時間 | 季節により異なります。 |
| 地図 |
