旧谷口家住宅

旧谷口家住宅

旧谷口家住宅

旧谷口家住宅は越前市横市町から移築された農家の家で建築年代は文化5年(1808年)頃と伝えられています。
 主屋の西方の前後に角屋を付けた入母屋造茅葺で、前角屋の南及び東面を除いて四方に桟瓦葺の下屋をめぐらしています。
 この住宅は、この地方の角屋形式の民家のうち最も発達したもので、平面や上段、仏間の構えなどに特色が見られます。
 住宅の内部は越前Ⅰ型で間取りは「オユエ」、「カマヤ」、「ブツマ」、「ザシキ」、「コマ」、「ダイドコ」、「ヘヤ」などで構成されています。
 旧谷口家住宅は江戸時代後期に建てられた当地方で見られる角屋型民家の典型として貴重な存在で昭和52年(1977)に国指定重要文化財に指定されています。
 現在は万葉の里味真野苑の敷地内に移築保存されています。

旧谷口家住宅のカタログ

土間

土間
  • 旧谷口家住宅
  • 旧谷口家住宅
  • 旧谷口家住宅

土間に囲炉裏が掘られていてここで薪を焚きながら暖をとったり、ちょっとした料理を作っていたんでしょうか?
 今は囲炉裏にはブリキの蓋を被せてあります。
 冬には土間からの冷気が直接伝わってくるので何かゴザのようなものを敷いていたんでしょうか?
 二階にも上がれるようになってたようですが、いまは梯子が掛かっているだけでした。

居間(畳の間)

居間(畳の間)
  • 旧谷口家住宅
  • 旧谷口家住宅
  • 旧谷口家住宅

旧谷口家が農家の家とはいえこれだけの規模で畳の間も多くあることから裕福な農家だったことがうかがえます。
 仏壇も、襖絵も立派です。

店舗情報

店舗名 旧谷口家住宅
住所 915-0031
越前市余川町26-28
電話番号 0778-27-7800
メールアドレス gakusyuu@city.echizen.lg.jp
定休日 月曜日
地図