福井市おさごえ民家園

おさごえ民家園

おさごえ民家園

おさごえ民家園には福井県内各地域を代表する民家が復元されています。
 古民家を通じて、昔の人々の生活を知り、私たちの生活の今とこれからについて考えてみましょう。
 私たちの祖先が心をこめて作り、大切に守ってきた古民家に親しみ、文化財を大切にする心を養いましょう。
 「福井市おさごえ民家園」の名称は、ここ兎越山の故障にちなんでつけられました。

おさごえ民家園のカタログ

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旧城地家住宅

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この住宅は、今からおよそ150年前の幕末に、当時の大野郡蕨生村、現在の大野市蕨生に建てられたものです。
 昭和の終り頃に、福井市が城地京示氏から譲り受け、昭和60年に解体し、同62年に移築・復原しています。
 部材から嘉永5年に建てられた墨書きが見つかりました。
 雪深い集落にあった古民家です。
 母屋の左右につのやを出したすがたは堂々たるものです。
 雪深い土地に相応しく屋根の勾配は急で、ケヤキの中柱は1尺2寸角、座敷は12畳もあり、福井県の古民家としては最大級の規模を誇っています。

旧岡本家住宅

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この住宅は、岡本繁夫(しげお)氏から福井市が譲り受け、昭和59年に解体し、同62年移築・復原したものです。土蔵1棟と灰小屋も主屋とともに移築され、できるだけ元の屋敷の雰囲気を伝えるよう配慮して復原されています。
 主屋は茅葺き入母屋(いりもや)造り平入りで、右手前方につのやが出ています。軒が低く、深い様子はどっしりとしていて、いかにも古風な感じを与えます。嶺北地方ではつのやのある民家は珍しくありませんでしたが、嶺南地方では非常に珍しいものでした。
 屋根の輪郭は嶺北(れいほく)地方と異なり直線的で、棟の頂(いただき)も丸みを持たず、茅を葺く手順も嶺北地方とは違っています。

旧土屋家住宅

旧土屋家住宅
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旧土屋家住宅はあわら市前谷にあったものを土屋豊氏から福井氏が譲り受け、昭和56年に解体し、同59年に移築復元したものです。
 藩政時代には大庄屋を務めたことのある土屋二郎左衛門家住宅は、幕末から明治初めにかけてのころ、あわら市の大工平蔵によって建てられました。
 昔の便所(トイレ)は外にあったんですが、人の糞尿は、家畜の式藁の堆肥とともに大切な肥料として使われました。
 農業生産の増大とともに便槽は大きくなり、やがて貯蔵と腐熟をかねて、別棟の便所が作られるようになりました。
 都市住民から買ってきた下肥を蓄えるためにもつかわれました。

店舗情報

店舗名 おさごえ民家園
住所 918-8011
福井市月見5丁目4-48
電話番号 0776-34-3794
FAX番号 0776-34-3794
メールアドレス bunka@city.fukui.lg.jp
ホームページ http://www.city.fukui.lg.jp/dept/d620/minkaen/
営業時間 9時から17時15分 (入園は16時45分まで)
定休日 月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
地図