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敦賀市旧敦賀港駅舎
旧敦賀港駅舎
とんがり屋根が印象的な旧敦賀港駅舎。「欧亜国際連絡列車」の発着駅としてかつて重要な位置を占めていた敦賀港駅舎を1999年の「つるがきらめみなと博21」開催時に再現したものです。
敦賀は古くから大陸への玄関口として栄え、近代に入ると日本海側で最初に鉄道が走るなど、港と鉄道の街として発展してきました。
時代背景を交えながら敦賀の鉄道に関する歴史を紹介し、鉄道資料や列車模型などを展示しています。
旧敦賀港駅舎のカタログ
旧敦賀港駅舎
敦賀鉄道資料館として利用されているこの建物は「欧亜国際連絡列車」の発着駅としてかつて重要な位置を占めていた敦賀港駅舎を再現したものです。敦賀港の歴史や観光のPR館として使用されています。
「欧亜国際連絡列車」は、明治45年6月から新橋‐金ヶ崎(後に敦賀港駅と改称)間で運行されていました。ウラジオストク直行の船に連絡し、ウラジオストクからはシベリア鉄道を経由してヨーロッパへと通じていました。
当時、日本からヨーロッパへの移動は、船を利用して1ヶ月もかかる長旅でした。欧亜国際連絡列車とシベリア鉄道経由のルートでは、東京-パリ間をわずか17日間で結び、多くの人々や文化を運びました。このことから敦賀はシベリア鉄道経由でヨーロッパと結ぶ玄関口だったといえます。
店舗情報
店舗名 | 旧敦賀港駅舎 |
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住所 | - 敦賀市港町1-25 |
電話番号 | 0770-21-0051 |
ホームページ | http://www.turuga.org/places/minatoeki/minatoeki.html |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 毎週月曜日、12月29日~1月3日 |
地図 |